三重の畜産情勢
 
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    まず、三重県の畜産規模を「生産者戸数」と「飼養規模」からみてみると、表のとおりとなります。
 別表で、採卵鶏、肉用鶏(ブロイラー)も表示します。
 
 平成16年2月の統計によると、三重県下の畜産農家戸数は、全畜種で646戸となりました。
 この戸数を多いと感じるのか、こんなに少ないのかと感じるのは、各自で異なると思いますが、別表で示す肉用牛生産農家戸数の推移を見ていただくと、また、違った感想になると思います。
 
 肉用牛経営については、全飼養頭数27,900頭のうち、7,270頭が乳用種です。
 残りの20,630頭が肉専用種(県内では黒毛和種がほとんど)ということになります。
 これを率としてみると、三重県の場合、肉専用種の割合が高いことが特徴です。
 全国平均の肉専用種の割合が、38%であるのに対して、三重県では74%になります。
 松阪牛、伊賀牛といった高級牛肉の産地でもあるということです。

 乳用牛、肉用牛、養豚とも飼養頭数を飼養戸数で割った1戸当たりの平均飼養頭数は、乳用牛の2位を始めとして高くなっています。
 
 採卵鶏、肉用鶏の戸数、飼養羽数です。
 採卵鶏の1戸当たりの飼養羽数、全国順位では前述の乳用牛以下の家畜には及びませんが、それでも16位となっています。
 
 このあたりから、肉用牛に目を向けていきましょう。
 
 この表は、肉用牛の農家戸数と飼養頭数の推移を、昭和50年頃からグラフにしたものです。
 農家戸数を、昭和50年当時と平成16年で比較すると、15%程度に激減しています。
 一方、大規模化は進んでおり、青い棒グラフが県全体の飼養頭数ということになります。折れ線グラフは1戸当たりの平均飼養頭数を表しており、1戸当たりの飼養頭数は、昭和50年と比較すると8.8倍(概ね9倍)になっていることがわかります。
 専業化がどんどんと進み、コスト低減のために規模拡大されてきた経緯が見てとれると思います。
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