豚ロース

特 徴  「かたロース」に続くところで、背中の中央部分。きめが細かく、適度に脂肪がある柔らかい良質の肉質で、最上部位の一つです。表面を覆っている脂肪(5〜8mmくらいに整形している)にうま味や風味が多く含まれています。あまり脂肪を取り過ぎてしまうと、ロース自体の風味が損なわれます。形がよく、切り身の大きさがそろえやすいのも特徴の一つです。 
調理の
コツ
 厚切り肉は、包丁の先で脂肪と肉の間の筋を3〜4か所切って、筋ぎりしておくと、加熱したときに肉が縮まず、火が均一に通ります。また、肉叩きや空きビンで軽く叩いて筋肉を柔らかくし、形を戻してから調理すると肉が縮まらず、柔らかく仕上がります。またロース肉のかたまりは「ゆで豚」に適しています。柔らかく仕上げるには、熱湯からゆでるのがコツです。