受精卵移植により生産された子牛の飼養管理上のポイント

1出生直後の子牛の取り扱い
1: 子牛が生まれたら直ちに親牛から離し、清潔な消毒済み子牛舎に収容し、親牛から搾った初乳を30分以内に1リットル以上哺乳瓶にて給与する。
2: 生後5日間は初乳を朝夕2回2リットルずつ給与する。
     
26日目から離乳までの管理
1: 代用乳は、朝夕2回40℃のお湯で希釈し、給与する。離乳時期は固形飼料(人工乳)と乾草の採食量が1kg程度となる生後2ケ月齢を目安とする。
2: 人工乳と乾草は、自由採食とするが、採食量を把握するため毎回計量し給与する。また、水も新鮮なものを自由に飲めるようにする。
    
3離乳期以降の管理
1: 離乳すると、人工乳摂取量が大幅に増加するので不足しないように注意し、下痢の発生を見ない程度に十分給与する。
2: 乾草は飼槽の中に十分な量が入っているようにする。
   
46ケ月以降
育成後期飼料から肥育前期飼料に1週間程度かけて切り替える。
   
5下痢対策
1: 便の状態に常に注意し、下痢の早期発見早期治療に努める。
2: 下痢、軟便が発生した場合には哺乳と人工乳の給与を中止し、1日2〜3回経口補液剤1袋を2リットルのお湯に溶解して給与し、床面の乾燥に努める。
   
 掲載しました「受精卵移植により生産された子牛の飼養管理上のポイント」は、伊勢農業改良普及センター畜産情報を参照させていただきました。