第56回松阪肉牛共進会が開催されました
松阪市飯南町の久保巳吉さんの「ひめ5号」が最優秀賞に

 平成17年11月27日(日曜日)、松阪市伊勢寺町の「松阪農業公園ベルファーム」で第56回松阪肉牛共進会が開催され、本年度の優秀1席には松阪市飯南町の久保巳吉さんの「ひめ5号」が選ばれました。久保さんは5回目の1席入賞となりました。

 この日は予選を通過した50頭が出品され、早朝から審査が行われた。審査委員長の三重県科学技術振興センター畜産研究部の山田陽稔総括研究員は「今回出品された牛は、体重が大きめの牛が目立つ中で、トップに輝いた久保さんの牛は、小柄ながら松阪牛の特徴が現れた牛であった」と、高い評価をしました。

 午後から行われたセリでは、平均価格が昨年よりも44万円強安い結果となりましたが、「ひめ5号」は、津市の有限会社朝日屋が2,006万円で落札しました。

 また、本年度の同共進会は、市町村合併後初の開催となったため、従来の開催日は11月28日に限定されていたものを、27日(日曜日)に開催したり、会場となったベルファームでは、「新松阪市」各地域の特産品の販売も行ったりで、たくさんの人で終日にぎわいました。
  
  
    1頭1頭セリにかけられる「松阪牛」
  
審査のようす  
 
   
真剣な表情でセリにのぞむ買参人   にぎわった会場のようす