平成19年度全国優良畜産経営管理技術発表会が開催されました

 社団法人中央畜産会および社団法人全国肉用牛振興基金協会の共催により平成19年11月2日(金)、東京都港区の虎ノ門パストラルで、平成19年度全国優良畜産経営管理技術発表会(第47回農林水産祭参加行事、後援:農林水産省)が開催されました。

 この発表会は、優秀な経営実績を有し、特色のある取り組みを行っている畜産経営等の発表を行い表彰するものです。また、経営の成果等についてインターネット等を通じて広く紹介し、畜産経営の改善に資することを目的として毎年開催さています。

 この日は、全国からノミネートされた26事例の中から、中央畜産会が開催する審査委員会により選考された酪農経営4事例、肉用牛繁殖経営3事例、肉用牛一貫事例1事例、養豚経営4事例の計12事例が業績発表に臨みました。

 発表の後、審査委員会において最終審査を行が行われ最優秀賞4事例、優秀賞8事例が決定され、表彰式が執り行われました。

 また、今回最優秀賞に輝いた4事例については、来年開催される第47回農林水産祭および平成20年度畜産大賞経営部門に推薦されることになります。 
  
平成19年度発表事例一覧
  
酪農経営

家族で楽しむ酪農生活 〜持続可能なシンプル経営〜
  北海道中川郡中川町 小林治雄、富士子

夢を求めて
  茨城県久慈郡大子町 戸辺久夫、まちよ

私の酪農経営 〜家族を愛し、乳牛と共に歩む〜
  長野県南佐久郡南牧村 新海益二郎、尚子

「論より食!農場で人を癒す、都会の牧場を現代の桃源郷に!!」
  チーズづくりで切り開いた市街地の酪農経営
  兵庫県神戸市北区山田町 弓削牧場

肉用牛繁殖経営

コントラクターで地域を支え飼料の完全自給を目指す肉用牛経営
  大分県玖珠郡玖珠町 有限会社グリーンストック八幡

33年をかけ多頭経営を築き上げたモデル的肉用牛繁殖経営
  〜極めて堅実な経営方針こそ着実な増頭につながる〜
  宮崎県宮崎郡清武町 増田純一、哉枝

親子三代で築いた、肉用牛繁殖経営 〜地域特性に根ざした経営を目指して〜
  沖縄県国頭郡伊江村 山城畜産組合

肥育牛一貫経営

国内食品残渣を活かした大型畜産経営の確立
  島根県益田市種村町 農事組合法人松永牧場

養豚経営

The・無投薬豚へのチャレンジ《抗生物質・合成抗菌剤完全不使用》
  〜「次世代に贈ります」健やかなライフスタイルと信頼を!〜
  群馬県高崎市上滝町 有限会社江原養豚

高い生産技術と営業努力が実を結んだ養豚経営
  新潟県南蒲原郡田上町 吉澤博文

地域ぐるみで耕畜連携を推進する養豚経営
  石川県七尾市能登島別所町 村田重則、里枝

生産効率よりも品質にこだわった養豚一貫経営
  徳島県名西郡石井町 有限会社石井養豚センター
 
審査委員講評
 
各事例の業績発表後、本発表会の審査委員長である岡山大学大学院環境学研究科横溝功教授から、審査講評がありました。

 最優秀賞を受賞した北海道の酪農経営小林さんの経営については、「飼料畑を集約して効率的な放牧体系を確立した経営であり、パソコン簿記から得られたデータを夫婦で検討し意志決定していく姿が楽しそうである。」宮崎県の肉用牛繁殖経営増田さんの経営については、「自己資本の充実した堅実な経営であり、地域の後継者育成のために塾を開設したりしている。」島根県の肉用牛一貫経営松永牧場については、「ISOやJASの取得で環境方針や経営方針をしっかりと確立し、従業員にはそれぞれの権限を責任を与えている点がすばらしい。」徳島県の養豚事例石川養豚センターの経営については、「高い技術力を維持すると同時に非遺伝子組換飼料の給与等で安全安心の畜産物の提供に取り組んでいる優秀な事例である。」といった講評がありました。
 
業績発表並びに表彰式のようす
 
中央畜産会菱沼副会長挨拶
 
酪農:北海道、小林さん 酪農:茨城、戸辺さん
 
酪農:長野、新海さん 酪農:兵庫、弓削牧場さん
 
肉用牛繁殖:
 大分、グリーンストック八幡さん
肉用牛繁殖:宮崎、増田さん
 
 
肉用牛繁殖:沖縄、山城畜産さん 肉用牛一貫:島根、松永牧場さん
 
養豚:群馬、江原養豚さん 養豚:新潟、古澤さん
 
養豚:石川、村田さん 養豚:徳島、石井養豚センターさん
 
審査講評:横溝委員長 中央畜産会高橋副会長
 
以下、表彰式のようす
 
 
 
農水省本川畜産部長挨拶