牛乳飲用推進講演会が開催されました
平成26年5月16日(金曜日)
三重県総合文化センター(津市)

 三重県農林水産部主催により講演会が開催されました。
開会に当たり赤松農林水産部次長から挨拶がありました。『牛乳の利用範囲は広く、地元でもいくつかの乳業メーカーがあります。成長期の児童には給食での利用があり、体づくりに寄与しています。加えて、熱中症の予防にも効果が認められています。』

                講  演
講師:信州大学大学院医学系研究科 疾患予防医科学系専攻、
   スポーツ医科学講座教授 能勢 博 医学博士
演題:スポーツ医科学から見た牛乳の効果〜実は熱中症予防にもなるんです〜
 次のような趣旨の講演がありました。

 研究経歴では、スポーツ飲料の研究に取り組んだこともある。
 牛乳には、血液量を増やす効果がある。ヨーグルト、チーズも同様。
 運動をすると心拍数は上がるものの、血圧はそれほど上がらない。
 研究することは、学問的な意味合いもあり、学会で発表し、評価を受けることも一面であるが、社会問題の解決の一助となることを目標に置いた。
 ヒートアイランド現象も社会問題のひとつで、ここから熱中症という問題が生じている。気温が33℃を超えると患者の搬送数が大きく増える傾向となる。人間の汗腺はひとつの臓器であるとも言え、1時間当たり2gの汗を排泄するような能力を有する。
 スポーツドリンクは、減少した血液量を戻す機能がある。糖分、塩分を腸から吸収させる。
体力は30歳台から低下を始め、これらが疾病の発生要因ともなる。体力を維持向上させるために1万歩の運動が推奨されてきたが、資料に示すように体力アップにはあまり効果がなかったことが判明した。
 そこで推奨するのがインターバル速歩トレーニング、カロリー計算計(オムロンより発売)により、インターネットを利用したデータ管理システムで効果が現れた。効果の内容は、高血圧改善、血糖値、BMI、中性脂肪が低下。運動の後の牛乳が効果を更に上げる。