畜産経営セミナーを開催しました!

 平成30年3月7日(水曜日)、三重県総合文化センターにおいて、特定社会保険労務士・司法書士の千賀清士先生をお迎えし、『技能実習制度について〜労働力としての外国人〜』をテーマに、外国人実習生の受け入れを主体とした畜産経営セミナーを開催致しました。
 
【講演内容】
 外国人の技能実習制度の仕組みと概要では、最近の労働環境による労働力不足から外国人の雇用に目が向けられている。一番の課題は労働費であるが、外国人=安い賃金といったものでなない。基本的には日本人と同じように労災保険も社会保険も加入する必要があるとの報告がありました。

 技能実習制度の仕組みは、技能実習制度の適正な実施及び技能実習生の保護に関する業務を行う「外国人技能実習機構」、技能実習生に職業紹介や次週管理を行う「監理団体」、国政府に認定された「送出し機関」、実習実施者である「受入れ企業」、「技能実習生」に区分され、監理団体は、受け入れ企業の実習制度はきちんとしているか?通訳は常勤制か?といった内容を指導・監理しています。

 技能実習生の受け入れには、しっかりした監理団体を選定することが重要。実習期間の延長、受け入れ人数枠の拡大、対象職種の拡大等拡充化策を受けることに繋がります。
 
 参加者からは、拡充化策を受けるためには実習生との意思疎通が大事。監理団体によっても違いがあるので、優良な団体を選択することが重要であるとの意見が述べられました。