第43回通常総会開催

 令和5年6月23日(金)、津市の三重県教育文化会館で三重県養鶏協会の第43回通常総会開催されました。

 冒頭、伊藤養鶏協会会長より「飼料価格高騰の中、全国的には高病原性鳥インフルエンザの発生もあり、それに伴う卵価の上昇等、目まぐるしく変わる情勢に振り回された1年となりましたが、我々は持続可能な生産をするためにも、将来的な方向性を見据え、経営に取り組まなくてはいけない」等の挨拶がありました。

 また、来賓として出席いただきました衆議院議員中川正春氏より「経営不安とならない仕組み作りの支援」や三重県農林水産部畜産課課長の中川氏からは、「最大限の対応を考え、将来にわたって畜産経営が維持・発展できるよう努力する」等の力強い挨拶をいただきました。

 第43回通常総会は、3年振りとなる会員出席のもと、約70名の関係者が集まり、全ての議案が賛成多数で議決され、その後(1)融資関連情報、(2)県畜産振興関係事業、(3)今シーズンの高病原性鳥インフルエンザの発生、(4)熱交換塗料の特徴と現地実証(鶏舎)等の情報内容が関係機関より提供され、本総会は盛況のなか終了しました。

 総会終了後、研修会として一般社団法人日本養鶏協会 中部地域協議会 事務局長の内田清政氏を迎え、「養鶏業を取り巻く情勢と今後の取り組みについて」の演題で非常に興味深い講演となりました。
  
  
総会の様子 研修会の様子