小学校5年生児童を対象に鶏卵を使い食育の授業
松阪市山下鶏園が明星小学校で

 平成18年11月24日(金曜日)、松阪市で養鶏を営む山下鶏園の山下恵美子さんが、農業仲間のぼちぼちの会メンバーとともに、明和町の明星小学校を訪問し、鶏卵を使った食育の授業を行いました。

 授業では、スライドにより山下鶏園の場内のようすや鶏卵の安全性を高めるための取り組みや努力について説明しました。

 鶏卵を使った学習では、新鮮な卵とそうでない卵の見分け方や、ふつうでは見られない軟卵や二黄卵も学習の材料として使いました。

 大きな卵から黄身がふたつも出てくると、こちらのテーブルからもあちらのテーブルからも「わぁ〜」というびっくりしたような声が上がっていました。

 新鮮な卵と日数の経った卵の比べ方では、卵そのものの構造にも触れ、みんなが納得していたようでした。新鮮な卵につまよう枝を立てるようなことは、日常生活の中ではなかなか体験しないことで、生徒の皆さんは「見て納得」していたようでした。

 学習の後は、みんなが待っていた「調理」の時間です。

 ぼちぼちの会メンバーの長岡さんのおうちで採れたキャベツやネギ、小麦粉を使って「地産地消」ということも学びながら、班ごとにお好み焼きを作りました。焼け具合を確認しながら慎重にひっくり返し、できあがりを待ちました。

 ホカホカで出きたてのお好み焼きは、とても美味しかったようです。
  
  
農業仲間ぼちぼちの会からも
応援ありました
たまごには、赤い卵と白い卵がありますね
 
卵を割ってみてみよう 二黄卵や軟卵も学習の材料に
 
触ってみて学習します 卵の中身はどんなになっているのか
 
新しい卵と古い卵の実験です 卵の「上」と「下」・・・?
 
新鮮な卵のパワーを見てみよう 何本、刺さったかな?
 
調理の前にはアルコールで消毒 調理の仕方を聞きます
 
材料は、地元で採れた農畜産物 いよいよ調理開始です
 
うまく焼けているかな できあがったお好み焼きを確認(^_^)v
 
これはおいしいよ 鶏のウンチの話もありました