子牛が小学校へやって来た!

 平成19年10月9日(火曜日)、松阪市飯南町の肉用牛生産者森本武治さんが飼育する子牛2頭が松阪市立天白小学校へやって来ました。

 森本さんが松阪牛の学習に取り組む同校6年生を訪問するのは今年で3年目のことです。子供たちに実際に牛を見たり触れたりすることによって、牛を身近に感じてもらおうというのが目的です。

 松阪牛を飼育する農家は、日頃どんな作業をしているのか、どんなエサを与えているのかといった牛の飼育についての話や、どんな時に牛を飼っていて嬉しいと思ったのかということについて、お話がありました。

 また、子牛を但馬地方から買ってきてからは1頭1頭に愛情を込めて、まるで自分の娘のように育て、出荷した牛のでき具合を褒めてもらうことが、とても嬉しいといった言葉も聞けました。

 森本さんから生徒たちには「心をこめて育てた牛なので、食べる時には感謝の気持ちを持って食べてほしい。」という言葉を伝えました。

 お話の後には、実際に牛に餌をやってみたり、ブラッシングを体験したり、手で牛をさわったりして「牛」を体感してみました。

 生徒たちからは、「牛が温かかった。」とか、「毛並みが滑らかでふさふさしていた。」とか、首の下あたりは、「プニュプニュと感じた。」という感想がありました。

 今日の「牛の体験」についても、「食育推進用」としてビデオに収められることになっており、撮影が行われました。