JA松阪の女性部役員の皆さんと畜産女性が交流

 平成20年11月6日(木曜日)、畜産協会では、地域畜産ふれあい体験交流活性化事業の一環として、消費者の皆さんに畜産の理解を醸成するための講習・研修会を開催しました。

 午前中は、現地研修として松阪市の山下鶏園で、鶏卵が鶏舎からコンベアに乗って運ばれ、選卵、パック詰めされるようすなどを見学しました。GPセンターへの入場については、参加者にシューズカバーの着用や手のアルコール消毒を実施することにより防疫意識を高めてもらい、畜産では常に衛生管理に留意しながら作業等に当たっていることを理解してもらいました。

 参加したのは、農業には携わるものの畜産には縁のない耕種農家の皆さんを主としたJA女性部の役員の皆さんたちと、畜産側からは、酪農や養豚などに携わる皆さんです。畜種が異なるとなかなか普段の生活の中では、他の農場を訪問する機会もなく、不案内なことが多いこともあって、参加者はそれぞれに次々とパック詰めされるようすに見入っていました。山下鶏園では、隅々まで整理整頓がなされ、衛生管理に留意し安全で安心な卵(畜産物)を提供していることについて、十分に理解を深めていただいたと思います。

 午後からは、場内で立ち入れなかった部分も含めてスライドを使い説明したり、意見交換の場をもったりしました。

 このように安全な畜産物の生産に留意していても、卵は「物価の優等生」といったラベルが貼られ、消費者から理解を得にくい現状であり、生産コストに見合う販売価格が得られにくい実情を知ってもらいました。

 また、卵や豚肉など、一般の流通に乗せずに個別販売に取り組んでいる経営形態は、JA女性部の皆さんに新鮮な受け止められかたをされたようであり、プライベートブランドを入手する方法などについて質問もありました。

 堆肥の生産販売についても、今般の情勢として化学肥料の原料価格が高騰する中で、JAやホームセンターで取り扱う肥料の価格も上がってきていることから、積極的な利用をお勧めしました。
ふれあい講習会・研修会アンケート結果[PDF]