牛乳を素材にした調理教室を開催

・・・平成22年3月8日(月曜日)ウエストパーク松阪にて・・・

 この催しは、畜産物を使った料理を通りして畜産への理解を深めてもらおうとするものです。
 この日は三重の畜産女性の会を始めとする畜産関係者や地元JAで活動する女性部会員の方にご参加をいただきました。
 講師には、専門調理師・栄養士である扇田節子先生を招き、牛乳を使った料理レシピ4品「ミルクポテトオムレツ」「揚げ豆腐の牛乳あんかけ」「アルジェリア風スープ」「クレープ・フルーツソース」の講習を受けた。先生から料理一連の工程を実演で見せていただいた後、参加者が班に分かれ調理に当たりました。

 午後からは、酪農や牛乳・乳製品について学んでもらう時間になりました。
 畜産協会からは、①ふれあい事業の目的、②推進状況、③本日の開催目的等について報告しました。
 三重県酪連河野参事からは、牛乳の成分、殺菌等処理工場での作業工程、種類(「牛乳」とは何か)についてや、全国や三重県の酪農経営等の実態、統計的な数値、酪農業界の紹介、牛乳の消費拡大についてお話をいただきました。
 
★ 意見や質問として出された内容 ★
牛乳の間違った知識が記載された出版物もあったが、その内容への指摘について著者は科学的に回答できない状況に陥り、問題解決に至らないままとなっていることを知ってもらいました。
成分無調整の意味について、理解ができていななった。
酪農女性の会では、「父の日に乳を贈ろう」キャンペーン等を実施し、消費拡大を狙っている。
年齢とともに骨粗鬆症が気になってきたので、検診を受けたところ、カルシウム不足が指摘された。栄養摂取に心がけ、牛乳を摂っているが、短期で効果が表れるものではないことを知り、青年期から継続した摂取の必要性を感じた。
ダイエットしたい人の牛乳への理解は、エネルギーとしての捉え方に偏った認識があるようで、実際には、ダイエット効能もある。