6年目を迎えたふれあい体験(松阪市立天白小学校)

 三重県畜産協会では、平成17年度から地域畜産ふれあい体験交流推進事業(20年度からは地域畜産ふれあい体験交流活性化事業)に取り組み、松阪市立天白小学校とのふれあい体験も6年目を迎えました。
今年もふれあい体験では、大内山酪農のふれあい牧場で搾乳、バターづくりを、明和町の吉田牧場さんでは、牛さんへの飼料給与を体験しました。
 平成22年10月29日(金曜日)、台風14号の影響もあり前後は雨の日でしたが、この日は、降られずにすみました。
 大内山酪農のふれあい牧場へ着くとすでに搾乳体験させてもらうジャージー牛さんが待っていてくれました。搾乳の仕方を教わった後、みんなでお乳を搾ってみました。「わぁ〜ふにゃふにゃぁ〜」「おばあちゃんの手みたい」とそれぞれが感じた感想を口にしていました。協会からは、「普段なら数分ですむ搾乳だけど、今日はみんなのためにジッとがまんしてもらっているんだよ。」と伝えました。
 バターづくり体験では、いつも誰かが大汗。この日もやはり同じ光景が見られました。ビンをシャカシャカと降り続けること10分以上。「もうできあがりOKかな?」「あと50回!」「あと80回!」の答えを聞いて、またまた汗だくになる皆でした。バターづくりに挑戦した人だけが飲めるバターミルク、やや苦手な生徒さんもいたようでした。試食をしてみて、残りは大切そうにおみやげ用のビンにつめて持ち帰りました。
 吉田牧場は松阪牛を飼う生産者です。約150頭の飼育規模。たくさんの牛を目にして、牛も生徒たちを見て、お互いに物珍しそう・・・。どんな牛をどこから仕入れて、どんな気持ちで飼っているのかといったお話も聞かせてもらいました。牛さんにエサ(稲わら)をあげる体験もさせてもらいました。この体験のために牛さんのおやつ時間を待ってもらっていました。それぞれの牛さんたち、改めて「ありがとう」の一日でした。


 ふれあい体験交流会アンケート集計結果はこちら【PDF】
 
真剣に聞いています うしさん、じっとしててね 初めて聞く体の中の音・・
ふにゃふにゃ〜 思いきり振って! もっともっと!
できたかなチェック いい感じです♪ バタ−ミルクだって
おいしい??? お土産♪ お隣さんもできた?
あったかいね- 聴診器をあててみます 上手だよ!
あと50回-! できたかな-。 ちょっと疲れた?
できた人、は-い ちゃんと名前書いて 触ってみていいよ-
かわいい♪ 牛舎へ・・ 知らないことがいっぱい
稲わらどうぞ むしゃむしゃ どの子にあげようかな
いっぱい食べてね 牛さん、ありがとう