松阪市立小野江小学校 はじめての松阪牛煮込みハンバーグ料理教室

 三重県畜産協会は、松阪市立小野江小学校で専門調理師・栄養士の扇田節子先生による「松阪牛ハンバーグ調理教室」を開催しました。小野江小学校でこの教室を開催するのは初めてで、今回は中国からの研修生さんを助手にお迎えし、ますます楽しい料理教室になりました。
 5・6年生合同の今回の料理教室。始まる直前、校長先生が「みんなわくわくしていますよ」と私たちに教えてくれました。その言葉の通り、みんなは嬉しそうにエプロンをつけて入ってきてくれました。挨拶の後、最初に扇田先生にみんなの前で一通り実際に作って見せてもらいました。トントントンと綺麗に野菜を刻んでいく扇田先生の包丁さばきを、担任の先生に「みなさん、これがプロの技ですよ!」と聞かされ、みんなが真剣に見ていたのが印象的でした。玉ねぎを均等に切る技、覚えていますか?
 先生が最後まで作り方を説明し終わって、いよいよ自分達の番です。「レタスはどうやってちぎるの!?」「油がない〜」「あつ!やけどした」などなど小さいハプニングはありましたが、みんな楽しそうに着々とハンバーグを作りました。そして、いよいよランチルームで試食です。きれいにレタスとプチトマトをハンバーグに添えて、どれもとっても上手に出来ていました。みんなも自分の作ったハンバーグに満足そうでした!
 協会からは今回お肉になってくれた松阪牛の証明書を見てもらったり、個体識別番号を使い、この牛がどこで生まれどこで育ったのかを携帯電話で実際に生徒さんに調べてもらいました。これからスーパー等で、お肉を買うときに少しでもこういったことを気にしてもらえると嬉しいです。
 扇田先生のお話では、最近朝ごはんを食べない子が増えていることへの心配、朝ごはんをしっかり食べることの大切さや、外国や日本の「食育」事情など色々な興味深いお話をしてもらいました。また、今回、先生が計算された、松阪牛をつかった贅沢な一皿の原価は材料だけでも300円。これに光熱費、人件費等を加えるとお店で出すなら本当に高価なハンバーグになるよと教えてもらいました。これにはみんなびっくりしていたようです。松阪牛の地元ならではの貴重な体験ですね。
 そしてみんなの感想では、「柔らかくて、すごくおいしかった」や「命をもらって食べているんだと思った」など沢山の嬉しい感想をいただきました。そして何よりも「お家のハンバーグのほうがおいしいよ!と思う人」の質問に、予想以上の手が挙がったことは素晴らしいことでした。そのことを是非、お家の人へ伝えてくださいね。

 当日のレシピはこちら【PDF】
 アンケート集計結果はこちら【PDF】5年生 6年生
 
お肉以外の材料です  今日はがんばってお料理しましょうね!
 プロの技に見入るみんな さぁ!作ろう!
レタスをむく人、お肉をこねる人・・   順番で、たーくさんこねてください
全体の様子・・楽しそうでしょ♪ 先生のチェックが入ります
担任の先生もちょっとお手伝い ちゃんと真ん中をへこませます
盛りつけも、責任重大 おいしいよー!ぴーす!
私たち、お料理上手です 先生ありがとうございました