版画絵本「松阪牛物語」をPDFファイルで提供しています

 三重県畜産ふれあい体験交流推進協議会は、平成18年度の松阪市立天白小学校6年生児童による版画絵本『松阪牛物語』を制作しました。この協議会は「地域畜産ふれあい体験交流推進事業」によって組織され、畜産理解醸成活動を実施しており、その事業の一環として制作しました。

 「畜産」をテーマにした食育への取り組みは、各地で様々な形で実施されていますが、ここまで深く、しかも一貫した取り組み事例は少ないのではないでしょうか。

 全国各地で取り組まれている「地域畜産ふれあい体験交流推進事業」の参考として、あるいは、食育のための読み物としてご利用いただくために、この絵本をPDFファイルで提供いたします。
絵本の内容は以下よりご覧下さいPDF形式

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絵本は無料贈呈しておりましたが、在庫がなくなりましたので
終了させていただきました。

 
 この「松阪牛の学習」は、担任の教諭が各教科・領域を総合的横断的に学習する単元構想で取り組まれました。

 この学習を効果的に進めるため、次のように各教科で関連づけたカリキュラムが組まれました。

家庭科 1食分の食事の組み合わせ、栄養バランス、地産地消などについて考える
総合的な
学習の時間
牛の肥育過程や食肉になるまでを知り、地域の食文化としての松阪牛の良さをとらえる
道徳 私達はたくさんの動物の命をもらい、その命によって生かされていることを知る。食肉になるまでの仕事の工夫や努力を知り、安全でおいしい牛肉を供給してくれる人々に感謝の気持ちを持つ
理科 生き物は食べ物を通してかかわって生きていることを知る
学級会 主食、主菜、副菜がそろうことで栄養バランスが良くなることを知る
図工科 兵庫県で生まれ育った子牛が、トラックで松阪に運ばれ、肥育後、松阪食肉公社でと畜・解体、牛肉になり、給食センターで調理され、感謝して食べるまでのストーリーを19枚の版画で表現