地域との交流・融和

一般消費者との交流

 生協が毎年開催する生協祭りには部会として参加し、牛肉を入れた芋煮を披露し喜ばれています。また、生協現地交流会では、生協の代表者が牛舎を訪れ生産現場の視察を行います。部会からは、安全性を再認識してもらうため給与飼料の内容や抗生物質について説明を行います。消費者団体による生産現場視察は、部会員にとっても気を引き締め、消費者の意見を直接受け止める貴重な交流会です。

 町内の消費者を主体とした交流は、毎年1回開催される町の農業祭です。焼肉の試食会を開き大盛況を得ていますが、同時に牛肉についてのアンケート調査を行って購入動向を調査するとともに町内で生産される「北伊勢和牛」のPRを行っています。

良質堆肥の供給

 堆肥の生産と流通については先に述べましたが、これまでの地道な取り組みと良質堆肥の生産により築いてきた関係機関や耕種農家との信頼関係から成り立っています。販売面では、JAからのPRや口コミで伸びており、袋詰販売も一般家庭菜園や園芸用に利用が増えています。

畜産環境保全対策

 堆肥はブロアー付きの醗酵槽で十分な醗酵を行い、極力臭気を抑えた状態で出荷しています。また、ハエなどの害虫駆除を実施して周辺住民に迷惑をかけないように配慮しています。