松阪市のご案内

松阪市位置図 松阪市は伊勢平野のほぼ中央に位置し、東は伊勢湾に面し、西にふるさとの山「堀坂山」がそびえています。気候は温暖で、四季の変化は豊かな自然をいっそう美しく見せてくれています。

 歴史をたどると、1588年に名将蒲生氏郷が松阪城を築城し、松阪が誕生しました。平成11年度から始まった史跡宝塚古墳の保存整備事業に伴う宝塚1号墳の発掘により、日本最大の船形埴輪が出土され大きな話題になったことも記憶に新しいように、古代から人々に愛された土地であったようすがうかがわれます。

 江戸時代には、参宮街道、和歌山街道の合流する宿場町として栄えるとともに、松阪商人が江戸の町にあい染めの松阪木綿を広め、その素朴な色や風あいは大流行となり、長く人々に愛されつづけました。こうしたことで松阪商人の名は全国に響き渡りました。明治に入ると世界に誇る「松阪牛」の産地としてさらに脚光を浴び、その名声は現在も引き継がれています。

 明治22年の町制施行、昭和8年の市制施行、戦後の周辺町村の合併を経て松阪市はさらに発展をとげ、三重県中南部の産業、経済、文化の中心地として今も躍進しています。

クリックすると大きくなるよ ここで紹介する山下盛通(やましたもりみち)さんが経営する養鶏場「山下鶏園」は、市街地から車で10分程度、伊勢自動車道松阪インターから5分ほどの位置にあります。里山の中、約80aの敷地に建てられた鶏舎でしたが、近年の住宅開発の波は敷地の近くまで押し寄せてきています。