銘柄名 熊野地鶏
一般社団法人
 熊野市ふるさと振興公社

   
三重ブランド認定
世界遺産・熊野で育つ
食通をうならす絶品地鶏

飼養品種
♂ 三重特産鶏(シャモ(八木戸)♂×ニューハンプシャー♀)♂ × ニューハンプシャー♀


♀ 名古屋種(名古屋コーチン)
 
生産物の特徴
 熊野地鶏は、「日本一の地鶏を作ろう!」という掛け声のもと10年もの年月をかけて研究開発された三重県自慢の高級地鶏です。三重県で古来より美味として珍重された三重県原産のシャモ「八木戸」と三重県の銘柄鶏「伊勢赤どり」に有名地鶏の「名古屋種(名古屋コーチン)」を掛け合わせており、抜群の歯ごたえとジューシーな脂の旨みが特徴です。
 熊野の大自然の中で、地域ならではの餌を与え、飼育員が熱意とこだわりをもって育てており、平成23年度には松阪牛や伊勢エビなどとと並び三重県が認定する「三重ブランド」の仲間入りを果たしました。
給与飼料の特徴
 餌は、抗生物質をいっさい含まない安全な飼料を与えています。
また、丸山千枚田や熊野地域でとれた飼料用米を与えており、飼料米を与えることで、お肉の味が濃くなりコクが出ることが分かっています。
 さらに、熊野市特産の柑橘・新姫の搾りカスを乾燥・粉末化したものも与えています。地鶏に与えると、肉にβ-クリプトキサンチン(抗酸化作用があるとされている成分)が多く含まれるという試験結果も出ており、新姫粉末は健康的な成分を多く含んでいるので、地鶏も健康的になって毛艶が良くなるという効果もあります。
 水は、熊野古道・通り峠の谷水を与えています。地元の方も飲用水として利用しているような安全なお水です。
熊野地域でとれた飼料用米 熊野市特産の柑橘・新姫の搾りカス 熊野古道・通り峠の谷水
飼育方法の特徴
 地鶏飼育場は、近くに世界遺産熊野古道や貴重な文化遺産である丸山千枚田(棚田百選)などがあり、緑豊かな山々など自然に抱かれた場所にあります。
 ブロイラーの2倍以上の約110日間かけて飼育し、平飼いで1uあたり8羽以下のゆったりとした飼育密度で、できるだけストレスを与えないようにのびのびと飼育しています。飼育環境も地鶏のことを一番に考え、日々鶏舎を改良してストレスなく育ちやすい環境を整えています。
 地元でとれた餌を与え、鶏糞は地域の農場にて使ってもらうなど、資源循環型農業にも力を入れています。
★その他★
 熊野地鶏の肉色は赤みが強く、程よい歯ごたえとプリプリの弾力は一般のブロイラーとは比べ物になりません。またジューシーな脂の旨みが特徴で、噛めば噛むほど溢れ出す味わい深いコクと風味があります。一方、鶏特有の臭みはなく、皆さんに喜んで食べていただける地鶏肉です。
 熊野地鶏の特徴をもっとも美味しく味わえるのは塩焼きです。じっくり火を入れると、鶏肉自体から旨みたっぷりの肉汁がしっかり出てくるので、フライパンに油をひく必要もありません。程よい弾力と、塩で引き立つ鶏の旨みをどうぞご堪能ください。
★関係ホームページURL★
http://www.kumano-furusato.com/
★ 商標登録 ★ 有