サン・カラット『料理教室』で始動(^_^)v
 
 昨年11月に発足したサン・カラット第1回の活動として、料理教室を開催しました。

 平成19年1月24日(水)県総合文化センター内の生活工房に、講師として料理研究家であり三重県アグリビジネス・ポイントアドバイザーでもある吉原ひろこ先生を講師に迎えて、午前中には、畜産物を素材とした料理レシピを学び、午後からは、「畜産農家の食育への関わり方」と題してお話をいただきました。

 現在のサン・カラット会員数は34名ですが、この日はこの内の10名の参加がありました。

 レシピは、『冬野菜の元気サラダ』『豚と切干大根のオムレツ』『草原マサイカレー』『グルグッドス』の4品を作り、参加者からは「今までにない新しい感覚の料理が学べました。」と好評でした。

 また、料理は単に作るだけではなく見た目を楽しむものであったり、食育の場でもあることを教えていただき、お皿への盛り付けやテーブルへの配膳についても、先生からアイデアやアドバイスをいただきました。

 午後は、全国各地の学校給食を食べ歩きした経験をもとに、お話をしていただきました。日野市の例ではひとりの農家が学校へ働きかけたことがきっかけになり、地域ぐるみの食育活動に広がった事例やBSE発生時に伊賀市の肉用牛農家が給食に牛肉を提供した事例などを紹介し、畜産農家も小さなチャンスを活かして、積極的に食育に取り組んでいくことができることを教えていただきました。

 また、「食育活動を進めていくに当たって、皆さんが取り組めると思うことを提案してみましょう。」という先生の言葉により、一人ひとりが自分の考えを発表しあいました。

 先生からは「こういった活動は、積極的に広報することにより、理解者が増え、これらがやがては支援者になってくれる。」とエールをいただきました。

 参加した会員からは、オシャレな先生の料理や前向きな姿勢、女性として積極的に社会で活動されるようすに感銘を受けたといった声をいただきました。
  
 
調理のようす 昼食時のようす
(向かって左手前が吉原先生)
 
午後のお話の場での意見交換会 豚と切干大根のオムレツ
(ラディッシュの飾り付けもひとつの工夫で)
 
グルグッドス(バレンタインデーも近い!) 冬野菜の元気サラダ(ソーセージは2ミリに薄く切ってカリッと炒めておく)
 
草原マサイカレー(水を一滴も使わない、ヨーグルトで作るカレーです) できあがり(^_^)v おいしそう (^^♪