第22回農山漁村のつどいに参加
平成22年2月17日(水曜日)三重県総合文化センター

 さあ、今年も県内の農林水産業で頑張る皆さんが一堂に集いました。

 今年の基調講演は、全国畜産縦断いきいきネットワーク会長の那須眞理子さん(熊本県肉用牛生産者)が「新たなる挑戦」と題して、元気一杯なお話をいただきました。

 那須さんの講演については、農山漁村のつどい実行委員会の席でサン・カラットから推薦し、依頼させてもらったものです。平成18年のサン・カラット発足に当たり、三重県に来ていただいた時の「元気」を忘れられません。

 那須さんが住む地域は、男尊女卑の傾向が強く残っていた土地柄で女性が表に出ることに抵抗を感じるような風潮があったようです。そんな中で身近な話題を演劇の素材にして皆で自分たちの生活を見直していこうとった活動を始められました。当初はすんなりと受け入れられなかったこの活動もだんだんと共感を得られるようになり、女性の在り方についても理解が深まっていったということでした。

 午後からは、小学生が生産者と一緒に食農教育活動を実施する事例として、いなべ市、山郷小学校の活動や紀北町の地産地消活動事例の発表などがありました。

 サン・カラットからは、11名の会員が出席させていただきました。
 
    
お話をいただいた那須眞理子さん(全国畜産縦断いきいきネットワーク会長)
午後の活動報告 体リラックスの体操タイム サン・カラットの活動も
パネルにして展示しました。