漁協・酪農・畜産・JA女性部交流会に参加
平成24年9月19日(水)
三重県総合文化センター多目的ホール

 この交流会へサン・カラット会員として7名の参加がありました。 午前の部では、三重漁連小寺会長による開会挨拶の後、国際協同組合年に関するDVD上映や「流通の立場から生産者に望むこと」と題して、コープ三重の中嶋課長から講演がありました。 午前中の司会進行については、サン・カラット小林代表が務めました。 恒例の昼食時の即売会では、県内のJAや漁連、酪連からの産品が販売されました。
 午後のイベントは、2分間スピーチからスタート 10名がそれぞれの思いを2分間のスピーチに託しました。サン・カラットからは、養豚経営の二人が登壇し、それぞれに家族協定を結んで直販に取り組んでいる日々のようすや、後継者へ経営移譲した後の楽しそうな生活について語ってもらいました。
 研修その1 演題:生命食について、講師:三重大学西村教授
 野菜等、外見では同じものでも昔から「旬」があると言われるように、その成分を季節を変えて測定してみると、大きく違うことがわかります。 野菜には「抗酸化力」があり、肥満に関する研究でも成果が認められると考えています。 食べ物は、量を食べる(必要とする)時代もありましたが、現在では「健康を創り守るもの」として認識されています。こういった観点から、産学共同により県内産の農産物を使い、生命食としての価値を認めてもらおうという取り組みをしています。
 研修その2 演題:元気な高齢者を目指して、講師:JA三重中央会葛西部長
  日本では平均寿命が伸び、高齢社会となっています。認知症も増加しており社会全体の課題となっています。認知症サポーターを養成する目的で地域や職場を対象として講習会等を開催してきました。結果として目標とする100万人を超えるサポーターを育成できました。 脳機能の低下により、諸症状(障害)が発生しますが、認知症患者にも「感情」は残るのでこれを否定するような言動は避けなければなりません。 また、認知症にならないようにするためには、野菜、魚、果物を中心とした食生活とすること、適度な運動をすること、タバコなどの生活習慣を止めること、趣味、学習等頭を使うことが必要です。