この「つどい」は県の農林水産部担い手育成課が中心となって実行委員会を組織して企画・運営しているもので、農業、漁業や畜産の農業者など約220名の参加がありました。サン・カラットから10名の会員さんが参加しました。 Agriロマン三重会長の豊田さんから「先輩から学んだことを次世代に伝え、活気のある農山漁村を作っていこう」と開会挨拶がありました。 講演 演題「食を通じて生きる力を」 講師 竹下和男さん(子供が作る“弁当の日”提唱者)
「弁当の日」ってなに? 「弁当の日」は、竹下先生が提唱する食育の実践手法です。竹下先生が香川県の小学校校長の頃、「親は決して手伝わないで下さい」「弁当づくりの基礎的な知識と技術は学校が責任をもって教えます」と訴えて始まったものです。 事例発表 午後からの事例発表では、「次世代につなげたい」ものとして、Agriロマン四日市サルビアの岡本さんから農業高校での活動として郷土食の出前授業のようすや生産者と事業者とのマッチングについて、漁協女性部の小寺さんからは、海と山との交流活動として長年にわたり実施してきた交流の活動について報告がありました。「森を守ることがきれいな海を育てることにつながる。海という自然がなければ私たちの漁業が成り立たない。」と、自然の恵みの大切さを次世代に伝えていきたいと訴えました。
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