相可高等学校にて出前授業を開催しました!
 
 令和3年11月29日(月)、三重県立相可高等学校にて出前授業を開催しました!

 高校生レストランでも有名な相可高等学校は、普通科、生産経済科、環境創造科、食物調理科を設置する総合高校です。

 授業を受けてくださったのは生産経済科2年生の皆さん。松阪牛の肥育にも取組まれている学科です。

 講師には生産者と県職員の5名をお招きし、ご自身の仕事内容や取組まれている事、力を入れていらっしゃる事等についてお話していただきました。
 
三重県農林水産部
  畜産課 宮崎さん

 三重県の畜産や三重ブランドについてお話していただきました。
 県内には美味しいブランド畜産物がたくさんありますが、残念ながら松阪牛のような知名度がないのが現状です。生徒さん達に知っていただく良い機会となりました。
   
株式会社三重加藤牧場
  加藤さん(肉用牛経営)

 出前授業初参加の加藤さん。肉牛農家の経営体系や独自の取り組みをたくさんご紹介いただきました。
 松阪牛の肥育にも取組まれている生徒さん達にとって、とても参考になったのではないかと思います。
   
高橋牧場
  高橋さん(酪農経営)

 牧場の一日の作業についてや、絞った牛乳が消費者に届くまでの工程等についてお話していただきました。
 身近な食品である牛乳ですが、どのようにして私たちの食卓に届いているかを知ると、より味わって飲みたくなりますね。
 
    
有限会社小林ファーム
  小林さん(養豚経営)

 農場・加工・販売について等、幅広くお話していただきました。
 「豚肉の事をもっと深く知って伝えたい!」とプロジェクトチームを結成されたり、お客様にイベントを開催されているお話からは、お仕事に対する熱い想いが伝わってきました。
    
 中央農業改良普及センター
  畜産普及課 笹山さん

 畜産普及員の仕事についてお話していただきました。
 この授業で「畜産普及員」を初めて知った生徒さんがほとんどだったのではないでしょうか。畜産の仕事というと、パッと浮かぶのは農場かと思いますが、畜産との関り方が色々あるのだという事を教えていただきました。
 
    
 
 講義後は、生徒さんそれぞれが質問したい講師のもとへ移動しての質疑応答タイムとなりました。全体で行う質疑応答より、生徒さんも気軽に質問できたり、会話がはずんでとても良かったと思います。

 今回の授業で、今年度全ての出前授業が終了致しました。昨年に引き続きコロナ禍での開催となった出前授業でしたが、すべての授業を無事開催できた事、とても嬉しく思います。ご協力いただいた県職員・生産者の皆様、本当にありがとうございました!来年こそ、マスクなしでの開催ができるようになっているといいですね。

 最後になりましたが、このトピックスを読んで「来年は参加してみようかな...」と思ってくださった会員様!講師としてではなくても大歓迎です。どうぞお気軽に事務局までご連絡くださいね。一緒に畜産業の楽しさを伝えていきたいです(^^)/