令和4年10月11日(火)、三重県立四日市農芸高等学校において本年度最初の出前授業を開催しました! 四日市農芸高等学校は、昭和4年に開校した三重県北勢地域唯一の農業学科と家庭学科を併設する専門高校です。 今回受講されたのは農業学科1年生の皆さん。2年生からは、より専門的なコースに分かれます。現在は、 農業と環境に関わる幅広い知識や教養を身につけるため、日々勉学に励んでいらっしゃいます。 講師には採卵鶏経営者と県職員2名をお招きし、県内の畜産やご自身の仕事内容についてお話していただきました。 |
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三重県農林水産部 畜産課 宮崎さん 三重の畜産や三重ブランドについてご説明いただきました。 農家戸数が減少する一方で、飼養規模の拡大が進行している状況等、全国からみた三重の畜産や現状について、グラフを用いてわかりやすく説明を行いました。 |
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株式会社エッグハウス川北 川北さん(養鶏経営) 仕事に対する熱い想いや、独自のこだわり、鶏フンの堆肥化、シフォンケーキ等加工品の製造販売を取り上げて報告があり、養鶏経営を取り巻く情勢、生徒さんが実習するデビークに関する情報等幅広くお話していただきました。 InstagramやFacebookなどSNSでも積極的に情報発信されている川北さん。ぜひ生徒の皆さんにも御覧いただきたいです! |
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三重県中央農業改良普及センター 畜産普及課 永墓さん 県職員(農業技師)の仕事について、お話していただきました。生徒の皆さんは「農業技師」という言葉を聞いたのも初めて!という方も多かったかも知れません。 経験された研究員の業務では、農家の役に立つ技術の研究に努めている事、普及員の業務では農家の抱えている課題の対応・支援のために活動されている事がわかりました。 生徒の皆さんは、研究員時代に開発に携わった牛の分娩検知センサーの映像に興味深々でした。 |
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今後の出前授業は10月に1校、11月に2校を予定しています。コロナ禍での開催も3年目、感染予防対策の徹底をしつつ、最後まで元気に熱い授業をお届けしたいと思います! |