設立の背景
 
1 社団法人中央畜産会では、平成10年度より地方競馬全国協会の補助の下、畜産経営者等の仲間づくりを支援してきた。
 
2 その活動の一環として畜産経営者同士の先進的技術等の交流を目的とする「畜産経営者協議会」を開催してきた。
 
3 そんな折、家畜の病気が社会問題になったり、食品に関する偽装表示問題等が起こったりした。
 
4 平成14年度の畜産経営者協議会では、「消費者との交流を考える」をテーマに同協議会を開催した。この協議会の中で、畜種を越えた全国的な女性生産者同士の仲間づくり、ネットワークづくりの重要性・希望・意見が出た。
 
5 平成15年度に、14年度の協議会参加者を中心に、「消費者を意識した経営のあり方」をテーマに協議会を開催し、女性ネットワークづくりについてあらためて参加者の意志の確認をした。
 
6 生産者主導型(中央畜産会協力)という形で、女性ネットワーク設立準備会を設立し、検討が進められた。
 
7 平成17年8月29日、東京都で発足式が開催されその名称を「全国畜産縦断いきいきネットワーク」として活動を開始した。この発足式には、本県からも6名の出席があった。
 
8 本県の出席者からも本県でも同様の活動を展開したいという提案があった。
 
9 平成17年9月29日、全国の発起人会出席者を中心として、県内の活動について検討協議をした。
 
10 発起人、三重県畜産協会(事務局)において規約案・活動計画案等を検討・作成し、三重の畜産女性の会サン・カラットの発足会(設立総会)を開催するに至った。