「食の安全と相互理解」をテーマとした研修会を開催しました

 三重県畜産協会が取り組むこの事業の一環として、平成17年3月28日、松阪市若葉町の松阪商工会議所で「食の安全と相互理解」をテーマとした研修会を開催しました。

 演題を「日本での畜産への期待」として、生活協同組合連合会首都圏コープ事業連合常務執行役員山本伸司先生から講演がありました。

 山本先生は、「牛肉や豚肉の自給率が低下しているのは、牛肉輸入の自由化が影響している。さらに食の安全性を脅かしたO-157の発生、BSE問題、鳥インフルエンザの発生などが消費者の不安につながった。」と説明。

 また、「国内産の農畜産物の消費を増やすためには、生産者と消費者の相互理解が大変重要であり、生産者は消費者に畜産物の価値や生産にどう取り組んでいるのかを、どのように伝え理解してもらうかが重要である。」と話されました。

 「農業の内でも畜産は、命をいただくという意味から、食育の中心的な存在でもあり、農業をリードすべき立場である。」と畜産業にエールをいただきました。
  
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