松阪市立天白小学校6年生の生徒たちが
大紀町、明和町の牧場で家畜とふれあいました(^_^)v

 三重県畜産協会で取り組む地域畜産ふれあい体験交流推進事業の一環として「地域畜産体験交流研修会」を開催しました。この催しは、牧場など畜産の現場でのみ可能な生の体験を通じ生産と消費との距離を縮め、畜産への理解を深めてもらいたいという目的で開催しました。

 平成17年12月9日(金曜日)、松阪市立天白小学校6年生62名の皆さんが、いつもの授業開始時間より早い8時に同小学校を出発しました。

 大内山ふれあい牧場では、ジャージー牛の乳搾り体験やバター作りに挑戦しました。

 ふれあい牧場では、参加生徒全員と先生も乳搾りを体験してもらいました。牧場の係りの人の指導により、乳を搾ってみるとほとんどの生徒の皆さんは簡単に乳を出せました。感想を聞いてみると、「思っていたより簡単だった」「(お乳のさわり具合が)温かかった」「気持ちよかった」「また、やってみたい」という声が聞こえました。

 バター作りでは、ビンにいれた生クリームを振る作業では、元気な子供たちも汗だくになってがんばっていました。できあがったバターをクッキーにのせて、さっそく試食。自分たちで作ったバターの味を確かめていました。

 酪農家のONOファーム(大紀町)では、搾乳の機材や給与する飼料、子牛の哺乳びんを見せてもらい、大きなホルスタイン種やかわいい子牛に歓声が上がっていました。

 松阪牛を飼育する吉田牧場(明和町)では、松阪牛の飼育について学習を重ねてきた生徒の皆さんですが、松阪牛そのものを見るのは初めての経験でした。ここでは、家畜を見るだけでなく稲わらのロールを提供いただき子供たちが牛にエサを与えました。一度にたくさんの稲わらを持って牛の口先に差し出す生徒や何度も何度も稲わらを運ぶ生徒もいました。

 
  
大内山酪農農協の指導で
             バターづくりに挑戦
元気よくビンをふる生徒
  
まだまだビンを振り続けます できあったバターをビンから取り出します
 
うまくいってま〜す。(^_^)v クッキーにバターをのせて、試食
 
搾り方を教えてもらいました うまく搾れるかな?
 
牧場内の牛の放牧にも歓声 牛が近寄ってきてくれました
 
小野さんの話を聴いてφ(..)メモメモ バケットミルカーや子牛用の哺乳ビン
 
かわいい子牛に歓声 (^^♪ 吉田牧場でも話を聴いてφ(..)メモメモ
 
たくさんの生徒さんに牛もびっくり? 稲わらを・・・食べてよ (^_-)-☆
 
 
「わたしにもちょうだい」と、牛さんが。 おいしそうに稲わらを食べる牛たち
 
次はどの牛にあげようかな? お話をきかせていただいた吉田さん