堆肥化とは

 堆肥化発酵とは、家畜ふん中の有機物(易分解性有機物)を好気性微生物の働きで分解させることです。

仕組み

好気性微生物を活かす条件づくり

 易分解性有機物が分解すると炭酸ガスと水になります。同時に多量の熱(発酵熱)が発生します。
 この過程では、酸素を好む微生物(好気性微生物)が主役です。

 水分を多く含んだ家畜ふんは、一般的には通気性が悪く、堆積された状態では内部は酸素不足の状態になってしまいます。このままでは好気性微生物は活動できず発酵が進みません。

 したがって、良好な発酵をさせるには、発酵させようとする家畜ふんにおが粉、もみ殻等の副資材を加えて、材料全体を膨軟な状態にし、材料中の空隙率を高め、通気性を良好にする必要があります。ここで重要なことは、副資材の添加目的は、水分調整が目的ではなく、家畜ふん(材料)に通気性を確保することが目的です。良好な通気性が確保できるように家畜ふんの比重調整(容積重調整)が堆肥化発酵処理には不可欠な条件です。

堆肥化の条件

 このように堆肥化の主役は好気性微生物ですから、その微生物の活動を活発にする適正な環境条件を整えることが必要です。

 その条件とは、1栄養源 2水分 3空気 4微生物 5温度 6堆肥化期間(時間)です。
 発酵乾燥処理施設ではこれら必要条件が十分に満たされているため、適正に管理することにより良質堆肥を短期間に生産することができます。