シートを利用した堆肥化の施工手順
施行手順 シートを利用した一般的な堆肥化の施工手順は次のとおりです。
 (詳細については、メーカーの仕様等を参考にしてください。)
 
掘削・整地

ふん尿置き場の掘削・整地
排汁の貯留槽の掘削
(1)整地と雨水侵入防止のための土手の設置
1 整地する。
雨水が貯まりにくい場所を選ぶこと 遮水性シートは地上から、30cm以上埋め込めるようにする。
ショベルローダ等がふんの搬入、搬出のためにシート上を走る。
2 石礫や小石を除去する。
遮水性シート破損防止のため
3 排汁回収のため勾配を設ける。2%程度
4 排汁回収のための集水管設置用溝を掘る。
5 周囲に土手を設置する。雨水の進入防止
6 必要に応じ、土壌凝固剤で、土壌を固める。
遮水性マットの敷設仕上げ

遮水性マットの敷設仕上げ
(2)下敷(不浸透性)シートと集水管の設置
1 遮水性シートを設置する。
縦・横十分な余裕を持って設置すること。
2 集水管を設置する。
3 集水管の目詰まりを防ぐため集水管周囲にもみ殻、わら等投入する。
(3)床土の設置(鎮圧・整地)
1 床土を30〜5cm程度敷き詰める。
2 沈下しなくなるまで鎮圧する。
3 必要に応じ、土壌凝固剤で、土壌を固める。
床土埋め戻し

床土の埋め戻し
 
(4)排汁貯留槽の設置

1 集水管の排出口に貯留槽を設置する。
堆積場同様、雨水の流入を防ぐ措置が必要。
ふん尿搬入

ふん尿の搬入
(5)堆肥化材料の水分調整と容積重調整

1
 家畜排せつ物と副資材を混合し、水分を牛ふんの場合約65%以下、豚・鶏ふんの場合約55%以下を目安に調整する。
牛の場合、10リットルのバケツで測定する場合:容積重は6.5kg/10リットル
堆積積み上げと通気管の設置

堆積積み上げと通気管の設置
(6)堆積

1
 堆積する高さは概ね1.5m程度までとする。
幅は利用するシートに併せて調整
(7)通気管を設置する場合

1 通気管は堆積する山の長辺に対し直角に設置し、両端は山の外側に出す。
通気性シートでふん尿を覆う

通気性シートでふん尿を覆う
 
(8)被覆シートの設置と固定

1
 窪みができないよう堆積した山を成形する。
2 通気性シートで堆積した山を覆う。
3 古タイヤ、土のう、マイカー線、防鳥網、園芸用ネット等でシートを固定する。
設置終了

設置終了
土地条件や作業機械にもよりますが、聖地から設置終了まで、概ね2日(作業人員4人程度)で作業ができます。