平成16年度畜産大賞は、 「稲発酵粗飼料の総合的生産・利用技術体系の開発」 |
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平成17年2月7日、東京都港区の虎ノ門パストラルにおいて、平成16年度畜産大賞業績発表・表彰式(主催:(社)中央畜産会、後援:農林水産省、日本中央競馬会、(財)全国競馬・畜産振興会)が畜産関係者、報道関係者ら300余名参集のもと盛大に開催されました。 畜産大賞とは、中央畜産会が我が国畜産の「経営」「指導支援」「地域振興」「研究開発」のそれぞれの分野で取り組まれている活動のなかから、その内容が合理性、普及性、発展性を有し、今日的・社会的意義のある事例について「畜産大賞」として表彰をしているものです。 |
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平成16年度畜産大賞受賞を受賞したのは、次の事例です。 | |||
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稲発酵粗飼料の総合的生産・利用技術体系の開発 | |||
稲発酵粗飼料の生産・利用技術研究開発グループ (代表 小川 増弘) |
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この畜産大賞に輝いた事例「稲発酵粗飼料の総合的生産・利用技術体系の開発」は、国、県、大学、民間等が共同して取り組んだ研究事例であり、このうち「収穫機械開発チーム」では、三重県科学技術振興センター畜産研究部大家畜グループ浦川修司主幹研究員並びに吉村雄志技術員が、「高泌乳牛総合技術開発チーム」では、同山本泰也主任研究員が、「高品質調整技術開発チーム」では、同平岡啓司主任研究員・後藤正和三重大学教授がそれぞれの研究課題に取り組まれ、成果を挙げられ今回の受賞の一翼を担われました。 | |||
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《経営部門》 土地基盤に立脚した持続型循環酪農を実践 −土地を生かし、草を生かし、牛が無理せず、人が無理せず、ゆとりの経営− 熊本県球磨郡錦町 清水 英夫 清水 優子 |
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《指導支援部門》 後継者への夢をつなぐ乳肥専門農協の支援 −世代交代に向けた経営戦略・管理の支援システム− 宮崎県宮崎市 宮崎県乳用牛肥育事業農業協同組合 (代 表 黒岩 輝男) |
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《地域振興部門》 いわて短角牛再興による地域振興をめざして −自然・安全・安心なISO9001認証牛肉生産の取り組み− 岩手県岩手郡滝沢村 岩手県短角牛振興協議会 (代 表 伊達 勝身) |
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《研究開発部門》 稲発酵粗飼料の総合的生産・利用技術体系の開発 稲発酵粗飼料の生産・利用技術研究開発グループ (代 表 小川 増弘) |
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《経営部門》 遊休地を活用し経営規模拡大を目指す都市近郊肉用牛経営 −「頭と体を使うと肉用牛繁殖経営は儲かる」を夢に− 宮崎県宮崎市 長友 明 長友 真理子 |
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《指導支援部門》 酪農にかけた40年の"蹄あと" −水田酪農の新たな発展をめざして− 鳥取県八頭郡郡家町 鳥取県東部酪農多頭化推進研究会 (代 表 安東 和彦) |
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《地域振興部門》 淡路島から心と体にやさしい牛乳を届けます −消費者が求める牛乳生産への取り組み− 兵庫県洲本市 洲本市酪農農業協同組合 (代 表 赤松 清助) |
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《研究開発部門》 牛体外受精技術を利用した肉用牛生産の循環システムの確立 体外受精卵利用システム開発研究チーム (代 表 神部 正路) |
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![]() 研究成果を発表する小川代表 |
![]() 中央畜産会小里会長から表彰状を 受け取る小川代表 |
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![]() 稲発酵粗飼料の生産・利用技術研究開発 グループ関係者 |
![]() 研究グループの一員として活躍した三重県科学技術振興センター畜産研究部の三名も会場へ(向かって左から浦川主幹研究員、山本主任研究員、平岡主任研究員) |
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![]() 受賞者交流会で語る浦川氏 |