員弁郡大安町のご紹介

大安町位置図

 三重県の北部に位置する大安(だいあん)町は、鈴鹿山麓に広がる町で、古くから米作・酪農・肉牛そして茶などの生産を中心として発展してきた純農村地帯でした。特に昭和52年度からの農業振興に係る各種事業の推進もあって、ほ場整備や酪農・肉牛団地の建設などの近代化が進められました。

 平成10年度の農業生産量は米2,200トン、茶188トン、畜産部門の飼養頭数は乳牛170頭、肉牛1,500頭、鶏72,800羽となっています。

 一方、工業団地へは、デンソー、神戸製鋼所などの大規模工場の進出も多く見られます。道路網の整備によりさらに大きな飛翔が期待されています。

 大安町の西部に広がる国定公園の宇賀渓では、大小の滝と花崗岩からなる白い岩肌が美しく、春はシャクナゲ、夏のカジカ、秋のモミジ、冬にはカモシカも見られ、四季それぞれの味わいがあります。