豚肉とアワビ茸の揚げゴマ団子
南瓜の中華デザート・銀耳(インアル)のシロップ煮

料理指導:学校法人 大川学園 三重調理専門学校

ふかまりゆく秋に、点心と中国茶でゆったりとくつろいでください。
何人か集まったときなどおしゃべりのお供におすすめです。
さぁ、聞茶パーティを開きましょう!

材  料(4人分) 作   り   方
豚肉とアワビ茸の
   揚げゴマ団子


豚もも塊肉

こしょう

アワビ茸
むき栗
緑豆はるさめ
サラダ油
甜面醤
醤油
白玉粉

砂糖

ゴマ
揚げ油
150g
少々
少々
大1
8枚
100g
15g
大1
大4
大2
200g
少々
大2
1カップ
適宜
適宜
 豚肉は角切りにし、塩・胡椒・酒を振りかけもんでおく。

 アワビ茸は石突をとり、角切りにする。

 栗は角切りにしておく。

 はるさめは、たっぷりの湯で茹で、ざるにあげて水気を切る。

 鍋をよく空焼きし、油をなじませ、(1)を炒め肉の色が変わったら(2)を加え炒め、甜面醤・醤油で調味し(3)(4)を入れ混ぜる。

 バットに広げて冷ましておく。(具が温かいままだと揚げたとき、破裂してしまいます。)

 ボールに白玉粉・砂糖・塩を入れ、分量の水の半量を加え混ぜ、残りの水で耳たぶの硬さまで調節しながら1つにまとめる。

 (7)の生地を20個に分け、手のひらで丸く延ばし(6)の具をのせてくるみ、ゴマをまわりにつける。

 低温の油で揚げる。

※アワビ茸は名前のとおりアワビのような食感のおいしい椎茸です!
※ゴマは煎りゴマではなく生のゴマを使います。
南瓜の中華デザート

南瓜
砂糖
牛乳
コーンスターチ
砂糖
すりゴマ
400g
70g
2カップ
50g
70g
少々
 南瓜は皮をむき種を除いて、適当な大きさに切り茹でる。

 竹串がすっと通ったら、ざるにあげ鍋に戻し空煎りして水分をとばし裏ごして砂糖を加え混ぜる。

 鍋に牛乳・コーンスターチ・砂糖を合わせかきまぜながら火にかけ、しっかりとろみが出てきたらを止める。

 (2)(3)をあわせ、混ぜ合わせ水でぬらした流し缶に入れて粗熱をとり、冷蔵庫で一晩冷やし固める。

 型から出し、切り分けて皿に盛り付け、すりゴマを少量のせる。

※(2)(3)は共に熱いうちに混ぜないとマダラ模様になってしまい均一に混ざりません。
銀耳(インアル)の
    シロップ煮


銀耳(白キクラゲ)
砂糖

桂花珍酒
クコの実
8g
130g
2カップ
大2
10g
 銀耳はたっぷりの水で戻し根元を洗う。

 約10倍に戻ったら、5分下茹でする。

 砂糖と水を火にかけ煮溶かしてシロップを作る。

 (2)の水気をよくきり(3)に入れ10分煮込む。

 粗熱を取り、冷蔵庫でしっかり冷やす。

 桂花珍酒とクコの実を加える。

※銀耳(白キクラゲ)は四川省の特産品で、食感がおもしろく、カルシウム・カリウムが豊富な食品です。
聞茶

ジャスミン茶


12g


適宜
 湯を沸騰させる。

 急須と湯のみに湯をはり、温める。

 急須の湯を捨て茶舟に置く。急須に茶葉を入れ熱湯を注ぎ、ふたをして、その上から熱湯を急須にかけ5分蒸らす。

 いったんピッチャーに注ぎ、各湯のみに注ぐ。

※聞茶用の湯のみセットがある場合は、先に筒型の湯のみに注いですすめる。飲む人が筒型の湯のみからもう一方の湯のみに茶をうつし、あいた筒型湯のみの香りを「聞き」まず香りを楽しみ、その後お茶をいただく。