三重の酪農家らが街頭キャンペーンを実施
三重県畜産協会
 
 平成20年9月15日(祝日)、三重県の酪農家や関係者が津駅で「NO MILK NO LIFE 2008」(牛乳のない生活なんて考えられない!!)のキャンペーンを開催しました。

 畜産経営では、トウモロコシなど飼料価格の高騰によりエサ代が高騰し、経営状況に陥っています。酪農経営もそのひとつで、廃業せざるを得ない農家もあり、三重県内の酪農農家戸数もこの1年間で10%ほど減少しました。このままでは、国内の牛乳・乳製品が安定的に供給できなくなったり、価格が高騰することも考えられます。

 このような状況を消費者の皆さんに知ってもらい、酪農の窮状を訴えるためにこのキャンペーンを開催しました。当日参加した酪農家たちは、津駅西口と東口に分かれ、「酪農のピンチを知って下さい。」「もっと牛乳を飲んで下さい。」と訴えながら、道行く人々にミニタオルを配りました。

 タオルを受け取った人からは、「がんばって下さい。」という温かい声もいただきました。