大紀町に牛乳パックモニュメント
大内山酪農農業協同組合総務課 発
 昨年の9月のこと、大紀町の商工観光課の方から、一本の電話をいただきました。お話を伺うと「紀勢・大内山インターチェンジと国道42号線を接続する交差点に公園を建設し、そこに大紀町をPRする広告塔を設置する。大内山牛乳は町を代表する産品であるのでそこでPRすることを検討している。そのことについて町長がいろんなアイデアを持っており、それを伝えたいので一度役場まで来てもらいたい。」といった内容でした。
 後日、役場に伺うと町長室に招かれ、机の上には大内山牛乳1000mlのパックが置かれていました。挨拶を済ませソファーに座ると町長さんはパックを手にしながら「公園の建設予定地は、高速道路と幹線道路が接続するこの町の交通の要所で、交通量も最も多いところ、そこに町を大々的にPRする広告施設を併設する。ただ、一度作ったら長期間代り映えのしない看板ではすぐに飽きられてしまう。常に変化を持たせ人々の注目を持続できるものにしたい。そこで、公園内に大内山牛乳のパックのモニュメントを建てもらいたい。」と語られました。
 更につづけてモニュメントの制作構想として「とにかく目立たなければいけないので、高さは建築法で許される最大限の大ききとし、あくまで実際のものを忠実に再現するが、容量の表示は1000mlではなく、実際にモニュメントの大きさのパックがあった場合の容量表示が興味を引く。設置方法も、常に同じ方向ではなく、定期的に向きが変えられるものがよい。また、できればFRP等の軽い素材で作れば、町のイベントなどでその会場へ持ち込むこともでき、PRの幅が広がる。」ユーモアを持たせながらここぞというポイントは熱く語る。まるで広告代理店のプレゼンテーションを聞いているかのような錯覚を覚えるお話でした。
 これ以外にもたくさんのアイデアをお聞きしましたが、様々な事情のなかで、今年6月に完成したモニュメントは高さが4メートル。形状を忠実に再現し容量表示は5000lとしました。
普段は大内山牛乳ですが、180度回転させると大内山コーヒーのモニュメントに変わります。並行してパネル看板も作られました。完成後にその前に立つと牛の鳴き声が聞こえてきてビックリ。聞くと、これも町長さんのアイデアだそうです。