全国畜産縦断いきいきネットワーク
「行政ご担当者との意見交換会in愛知」に参加

平成22年1月19日(火曜日) 桜華会館(名古屋市)にて

 この意見交換会は、平成18年度に九州農政局、平成19年度に北陸農政局、平成20年度関東農政局並びに中国・四国農政局管内において開催してきたもので、東海農政局管内を対象としたのはこれが初めてとなりました。
 三重県からは、サン・カラットの会員11名が出席しました。愛知、岐阜両県や島根県のいきいき会員の参加もあり、農政局の皆さんも含み総勢40名の集いとなりました。
 この日は次の3つのテーマについて意見を出し合いました。

 テーマ1「農政局の組織や役割について」
 テーマ2「食育への支援について」
 テーマ3「後継者の育成について」

 テーマ1「農政局の組織や役割について」では、農政局から資料をもとに多岐にわたる関係各事業についてご説明をいただきましたが、今後は、今まで以上に自給飼料の生産利用に関する対策について重点的に推進していくという主旨でした。

 テーマ2「食育への支援について」では、農政局からは、「食事バランスガイド」や「教育ファームについて」の実施状況について説明をいただきました。

 また、貴重な時間をいただき中央畜産会が平成19年度に作成したDVD「みんなで考えよう!大切な命と食べ物」も観ていただきました。この内容については、食育の効果が高いといった高い評価の意見をいただきました。
 参加者の皆さんからは、自分の農場で小学生などを受け入れるようすをお話しいただきましたが、見学前の事前学習の大切さや先生方に対しての研修も必要だといった意見も出されました。
 テーマ3「後継者の育成について」では、出席した生産者の方々の後継問題については、総じて特別の困難はなく次の世代が育ってきたようすが伺えましたが、後継者に対して行政等の支援がもう少しあってもよいのではないかという希望の声もありました。就農前の研修では、自ら受入先を探したり依頼するしかないとか、就農に伴う規模拡大への資金融資についても優遇措置がほしいといった意見が出されました。