相可高等学校にて出前授業を行いました! |
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令和2年11月12日(木曜日)、相可高等学校にて今年度第4回目の出前授業を行いました!
相可高等学校は普通科、生産経済科、環境創造科、食物調理科を設置する総合高校です。各学科いずれも、県内にとどまらず全国的に見ても比類のない特色ある教育活動を行い、卒業生は様々な分野で活躍していらっしゃいます。
今回の授業も所属先等が違う県職員4名をお招きし、生産経済科2年生40名を対象に、ご担当されている取組についてお話をしていただきました。 |
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三重県農林水産部 畜産課畜産流通班 山本さん
担当している県産ブランド牛肉の輸出や牛のトレーサビリティ等の業務、統計等に基づいた三重県の畜産についてお話をしていただきました。 |
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三重県畜産研究所
大家畜研究課 岡本さん
松阪牛の定義、松阪牛の歴史、美味しい和牛肉の見分け方など、バラエティに富んだお話をしていただきました。
三重県人なら勿論、全国でその名を知られている松阪牛ですが、そうだったのか!と改めて松阪牛の奥深さを感じる事のできる内容でした。 |
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三重県中央農業改良普及
センター畜産普及課 宮崎さん
精力的に行っている「繁殖マニュアル」の完成までの道のりや気づいた事、その他に南伊勢町とともに進めているプロジェクトについて等お話をしていただきました。
「農家といっしょに考えて課題を解決できるような普及員になりたい!」という宮崎さん。お仕事と向き合う姿勢がとても素敵です。 |
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三重県南勢家畜保健衛生所
衛生課 藤田さん
獣医全般についてのこと、県の獣医師が普段行っていることを業績発表会の一例(県内酪農家の事例)をとり、お話をしていただきました。
事例は「問題点を洗い出し、ひとつひとつ改善することで結果に繋がる」という過程がよくわかる内容だったのですが、これはどの分野においても共通する事なので、若い皆さんにぜひ覚えておいてもらいたいなと思いました。 |
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講義後の質問タイムでは「肉牛の繁殖農家が減っている理由は?」「肉牛農家はどうして大規模化しているの?」「牛の赤身肉を美味しくさせる方法は?」等の質問があり、とても有意義な時間となりました。
今回の授業で、今年度の出前授業はすべて終了です。日々の業務でお忙しい中、時間を作って講師を引き受けてくださった県職員の皆さん、本当にありがとうございました。皆さんの仕事への情熱は、将来の畜産を担う若者達に確実に伝わったと思います。
いつか「出前授業を受けました!」という生徒さんと一緒に仕事ができる日を期待しながら、また来年度もいい授業ができたらと思っています! |
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