相可高等学校にて出前授業を開催しました! |
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令和4年10月24日(月)、三重県立相可高等学校にて出前授業を開催しました!
高校生レストランでも有名な相可高等学校は、創立110年を超える県下で最も歴史のある学校の一つで、地域にとことんこだわった特色ある教育を実施されています。
受講されたのは生産経済科2年生の皆さん。畜産専攻生は松阪牛の肥育にも取り組まれています。
講師には畜産生産者3名と県職員の2名をお招きし、畜産を取りまく情勢や農場の紹介、農場の仕事内容、牛乳やお肉の安全安心、6次産業の取り組みについてお話をしていただきました。 |
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三重県農林水産部
畜産課 宮崎さん
三重県の畜産の動向や畜種ごとの特色、三重ブランドについてお話をしていただきました。
小さい頃から動物好きで、動物に関わる仕事がしたい!という想いから現職に就かれた宮崎さん。生徒の皆さんには、進路の参考にもなったのではないでしょうか。 |
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有限会社竹内牧場
竹内さん(肉用牛経営)
出前授業初参加の竹内さん。牧場のこだわりについて詳しくご紹介いただきました。
2021年4月Vison内に直営精肉店「松阪肉 若竹」をオープンし、自社農場で育てた牛を自分の店で販売するという夢を実現されています。
また、農場作業の機械化も進めており、省力化のため機械を活用する事で、女性にも無理なく携わる事ができると報告されました。 |
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高橋牧場
高橋さん(酪農経営)
牧場の一日の流れや作業などについて、ご説明していただきました。
エサやり・搾乳以外にも飼料作等、様々な作業がある事、酪農以外に米作りをされている事など、幅広く複合的に経営されている事に驚かれたと思います。
安全安心な牛乳を届けていくためには、皆さんが毎日飲んでくれる事が大事です。安定的においしい牛乳が届けられるように、理解を求める内容が報告されました。 |
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有限会社小林ファーム
小林さん(養豚経営)
飼育過程、農場、加工、流通、販売など、豚肉が食卓に届くまでを詳しくご説明していただきました。
6次産業化により、生産物を直接消費者に届けるために工房をかまえ直販を行っている事、女性目線でのPRに努めている事が紹介されました。また、畜産経営も法人化しているところが多くなり、小林ファームでも一般の会社と同じ様な労働時間と社会保険の整備に努め、若手職員の育成にも取り組んでいる事が報告されました。 |
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三重県畜産研究所
大家畜研究課 岡本さん
松阪牛の歴史についてお話していただきました。
松阪牛の肥育にも取り組まれている生徒の皆さんですが、三重のブランド牛の代表である松阪牛の歴史にふれた後、特産松阪牛のおいしさの理由について報告が行われました。歴史と特徴について学んだ事で、松阪牛への想いも深まり、飼養管理にも力が入るのではないでしょうか。 |
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約2時間の授業でしたが、生徒の皆さんは熱心に耳を傾けてくださました。畜産経営に関する様々な視点からバラエティ豊かな内容をお届けする事ができたと思います。
今年度中にあと2校の出前授業を計画中です。開催報告は随時お知らせします! |
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