相可高等学校にて出前授業を開催しました! |
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令和6年2月19日(月)、三重県立相可高等学校にて出前授業を開催しました!
相可高等学校は創立110年を超える県内で最も歴史のある高等学校のひとつで、生産経済科、環境創造科、食物調理科、普通科の計4学科をもつ総合高校です。地域と連携した教育にこだわりつつ、世界に通用する人材育成を目指していらっしゃいます。
受講されたのは生産経済科2年生の皆さん。生物生産と経済・福祉を学び、経済に強く、人や環境に優しい産業人を目指す学科です。
講師にはサン・カラット会員の生産者3名、県職員1名、農協職員1名の計5名をお招きし、畜産の基礎知識、ご自身の畜産経営や勤務先でのお仕事内容、特色ある取り組みなどについてお話していただきました。 |
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三重県農林水産部
畜産課 宮崎さん
三重県の畜産概要と松阪牛についてお話しいただきました。
三重県人であれば誰もが知っている、と言っても過言ではない松阪牛ですが、その歴史について知っている人はなかなかいないのではないでしょうか。生徒さん達に、松阪牛をより深く知っていただく良い機会となりました。 |
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高橋牧場
高橋さん(酪農経営)
牧場での1日の流れや、多岐に渡る仕事内容などについてお話しいただきました。
ふん尿を発酵処理し、有機質肥料として地域耕種農家へ還元したり、耕作放棄地化した土地を飼料畑として有効活用する取組は、地域の土地の遊休化防止と環境保全に繋がる素晴らしい取組ですね。 |
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有限会社竹内牧場
竹内さん(肉用牛肥育経営)
牧場のこだわりや、牛の導入から出荷までなどについてお話しいただきました。
愛情をもって牛により良い環境を作っていらっしゃる事はもちろんですが、牧場で働く人にとって働きやすい環境を作る事も、生産性の向上や安全な畜産物の生産につながる事がわかりました。 |
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有限会社小林ファーム
小林さん(養豚経営)
豚肉が食卓に届くまでや、農場についてなどお話しいただきました。
豚舎や工場については、資料と動画を観ながら詳しく解説してくださり、実際の農場を見学したことのない生徒さん達にも、とてもよく伝わる内容でした。 |
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JA全農みえ
畜産部 南出さん
JA全農の畜産事業についてお話しいただきました。
「未来を担う次世代の皆さんが、将来畜産をやりたいと思えるように、その夢を叶えられるように、畜産農家の皆さんと共に畜産業を守っていきます!」という言葉がとても心に残りました。 |
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今回の授業が、今年度最後の出前授業です。講師としてご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました!
今年度の授業は、新型コロナウイルス感染症の位置づけが昨年5月に「5類感染症」となった事もあり、久しぶりにマスクを外して授業を行う事ができました。
コロナ禍で全員がマスクを着用して授業を行っていた時、仕事に対する熱い想い・やりがいを話していただいている講師皆様の表情こそ、生徒さん達に見てもらいたい!と思っていたのでとても嬉しかったです。
また、日本農業新聞で出前授業を取り上げていただき、多くの方にこの活動を知ってもらう機会を得た事も、とても嬉しい出来事でした。
畜産現場と畜産経営の現状を高校生に発信する事で、就業の場として目を向けてもらいたいとの想いで始まった出前授業。開始当初の想いを忘れず、畜産業の素晴らしさ・やりがいをこれからも伝えていけたらと思います。 |
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