久居農林高等学校にて出前授業を開催しました! |
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令和6年6月10日(月)、三重県立久居農林高等学校において出前授業を開催しました!
久居農林高等学校は、明治37年(1904年)に創立された県立農林学校を始まりとした、非常に長い歴史を持つ三重県でも代表的な伝統校です。
現在は、農業学科と家庭学科を有する専門高校として、「質実剛健」と「夢と感動の実現」を合言葉に、生徒の可能性を引き出すための少人数教育を実践し、地域社会を担う将来のスペシャリストの育成に取り組まれています。また、「生物」「環境」「生活」の情報発信基地として地域に貢献されています。
受講されたのは、生物資源科2年生の皆さん。動物コースでは家畜(ウシ・ブタ・ニワトリなど)の他にも愛玩動物(イヌ・ウサギ・ハムスターなど)も飼育し、多様な動物の飼育管理についてなど学習されています。
講師にはサン・カラット会員の生産者3名、県職員1名、農協職員1名の計5名をお招きし、ご自身の畜産経営や勤務先でのお仕事内容、特色ある取り組みなどについてお話していただきました。 |
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三重県農林水産部
畜産課 大矢さん
三重の畜産の現状や三重ブランドについてご説明いただきました。
大矢さんは、今回初めて講師として出前授業に参加していただいたのですが、学生時代には牛に関する研究をされていたり、入庁してからは鶏の研究をされていたりなど、これからもっと色々なお話を伺ってみたいです! |
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有限会社小林ファーム
小林さん(養豚経営)
豚の飼育過程や農場、豚肉が食卓に届くまでなどをお話しいただきました。
1日の仕事の流れや働きやすい環境づくりをしていること、また、本校の卒業生が働いているお話もされ、生徒さんにとって実際に就職した時のイメージがわいたのではないでしょうか。 |
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高橋牧場
高橋さん(酪農経営)
牧場での1日の流れなどについてお話しいただきました。
搾乳やエサやりの他に、牧草づくり、人工授精、子牛のお世話など様々な作業がある事に驚いた生徒さんも多かったのではないでしょうか。大変なことも率直にお話くださいましたが、それを上回るやりがいや嬉しさを教えてくださいました。 |
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有限会社竹内牧場
竹内さん(肉用牛経営)
牧場のこだわりや、牛の導入から出荷まで、作業内容についてなどお話いただきました。
竹内牧場らしい牛を育てるために大切にしている6つのこだわりについてのお話は、心に余裕を持ち、愛情を持って牛に接していらっしゃることをとても感じました。
生徒さんも感じていただけたのではないかと思います。 |
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JA全農みえ畜産部
近藤さん
JA全農の畜産事業についてお話しいただきました。
近藤さんも、今回初めて講師として出前授業に参加してくださいました。生徒さん達は、自分と年齢の近い、畜産に関わる方の話を聞くことで、「こんな仕事もあるんだ!」と、これからの進路を考えるきっかけにもなったのではないかと思います。 |
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講演の後は生徒さん達に5つのグループを作っていただき、その中へ講師がひとりずつ入って交流していただく時間をつくりました。
講演についての質疑応答だけでなく、「講演を聞いて、畜産に対するイメージはどう変わりましたか?」「インターンシップで農場に伺うことになったらどんなことをしますか?」など、普段なかなか質問できないことを、お互いが聞くことができ、とても有意義な時間になりました。 |
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今年度はあと3校で、出前授業を計画しています。このトピックスを読んでご興味をもってくださった会員様!出前授業を一緒に作り上げていきませんか?講師ではなく、参加するだけでも大歓迎です!ぜひ、事務局までご連絡くださいね。お待ちしております。 |
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