明野高等学校にて出前授業を開催しました!
 
 令和7年10月27日(月)、三重県立明野高等学校において出前授業を開催しました!

 明野高等学校は、明治12年(1879年)三重県勧業試験場の創立を起源としている専門高校で、近鉄明野駅から近い広大な明野ヶ原に位置し、自然環境に恵まれた場所にあります。

 生産科学科、食品科学科、生活教養科、福祉科の4学科を有し、生徒ひとりひとりが専門の知識・技能や社会人として必要な態度を身につけ、地域社会に貢献できる人材の育成を目指していらっしゃいます。

 受講されたのは、生産
科学科2年生の皆さん。農産物の栽培・収穫・販売という技術の総合的な学習や、動物(家畜)の生理生態、飼育技術等を実践的に学習されています。

 講師にはサン・カラット会員の生産者1名、県職員2名の計3名をお招きし、ご自身の畜産経営や勤務先でのお仕事内容などをお話していただきました。また、今回新たな取り組みとして「畜産現場で働く人達」
と題し、現場で働く方の就業のきっかけや仕事のやりがいなどを語っていただいたインタビューや、作業を撮影した動画をご覧いただきました。
 
三重県農林水産部
  畜産課 大平さん

 三重の畜産の現状や三重ブランドについてご説明いただきました。
 皆さんは「三重ブランド」をいくつご存知でしょうか?いつも「こんなにあったとは!」と驚かれるくらい、実は沢山あるんです。三重県の人には勿論、全国の方々に、もっと「三重ブランド」をアピールしていきたいですね!
     
株式会社地主共和商会
 辻さん(採卵鶏経営、動画出演)
  
 農場の紹介や仕事内容、農場長の辻さんへのインタビューなど、事前に取材をさせていただいた動画をご覧いただきました。
 就業のきっかけや日々の業務について、現場の様子など、農場で働いている方のリアルな声は普段なかなか聞く事ができないので、取材している事務局も勉強になりました!
    
三重県畜産研究所
  渡邊さん

 畜産研究所の役割や事業の紹介、ご自身の仕事内容についてお話していただきました。
 「生産現場の課題解決のために、生産者が取り組みしやすい技術を開発し、三重県の畜産業を発展させる為に仕事をしている」「常に生産者の為に何が出来るかを考えて仕事をしている」というお話からは、渡邊さんの仕事に対する熱い想いを感じました!
 
   
有限会社竹内牧場
  (肉用牛経営)
  竹内さん・西さん(動画出演)

 農場のこだわりや大切にされている事、松阪牛の肥育についてなどお話していただきました。
 農業高校出身の女性従業員さんの紹介と、作業されている動画もご覧いただいたのですが、彼女が重機をスムーズに扱う様子などは、「女子でもできるんだ!」と生徒さんに思っていただけたのではないかと思います。
   
 今回の出前授業では「畜産現場で働く人達」をテーマに、実際に農場へ伺い、作業の様子やインタビューなど色々と取材・撮影をさせていただきました。
 お忙しい中ご協力いただいた、地主共和商会の辻さん、竹内牧場の西さんをはじめ、農場の皆様には心から感謝申し上げます。
 今後の出前授業でも、他畜種の現場で働く方を紹介する予定です!どうぞ楽しみになさってください。
    
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