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三重県の肉牛農家は黒毛和種の雌牛肥育農家が大半を占めますが、松阪牛肥育農家が最も多く、近年増加傾向です。 |
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松阪牛のもとになる子牛は、全国各地の生産地から導入されています。
また、もう一つの三重ブランドである伊賀牛も同様です。
三重県は全国的に繁殖農家が少ないため、他地域からの導入が不可欠となっています。 |
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松阪牛共進会は、昭和24年(1949年)からほぼ毎年開催されており、令和5年(2023年)で第72回を迎えています。
優秀賞1席となった牛は毎回最高額で取引されます。初期の共進会では500~1,000万円程度の取引価格でしたが、バブル景気の波にも推され、平成元年には4,952万の当初最高額で落札されました。
平成14年には今でも破られていませんが、過去最高額の5,000万円で落札され、まさに日本一高い牛として、全国からも注目されました。
以後は、2,000万程度で推移しており、ちなみに第72回大会では3,004万円の落札額となっています。 |
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松阪市の永田牧場では、永田功一氏が出品した牛が、当時最高額の4,952万で落札された記念に顕彰碑が建立されています。
その碑には、当時の田村衆議院議長の言葉として、「ヤセ牛ニ上牛無し」との伝言が記されており、高品質な肉牛を生み出した卓越した肥育技術が讃えられています。 |
顕彰碑 |
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最高額の4,952万円落札を記念に
松阪市 永田牧場にて |
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